こんばんは、井上和香奈です(^^)
私が本格的に断捨離を始めたのは今年(2018年)の9月からです。
何がきっかけだったかと申しますと、今の住まいに住んで1年半になるのですが、住環境の悪さに耐えられなくなり、機会さえあればいつでも引っ越せる状態にしておきたいと思ったからです。
住環境の良し悪しの判断は人によって異なると思うのですが、私の場合は近隣住民でした。
今の住まいは築年数が古いマンションなので、下の階の足音やら騒ぐ声やらがかなり響いてくるのです。
私は家に一人で居る時はほとんどテレビをつけません。基本的に静かな環境で過ごしたい人間なので、他の住民が出す音がとても気になります。
引っ越せればいいのですが、今の住まいは家賃の安さに魅かれて入居したので、次の引っ越しに踏み切れずにいます。
結婚当初、この住まいで少しの間我慢し、その間にお金を貯めて数年後に家を購入しようという計画を旦那さんと立てたのです。
だけど毎日のように聞きたくもない音を聞かされていると、数年間も待てない位の精神状態になってきます。
この集合住宅には似たような人が集まっているようで、私以外の住民同士は円滑なコミュニケーションを取っている様子で、外から聞こえてくる奥様同士が仲良さげに話す声も私を孤独な気分にさせ、落ち込ませます。
旦那さんに愚痴交じりに相談すると「数年間の辛抱だから」と励ましてくれます。確かに一生の住まいではないのだからそこまで深刻にならなくてもいいのかもしれません。
私は結婚したら新築のマンションに住むのが夢でした。
私が結婚後も働き続け、共働きをしていたらその夢は叶えられたかもしれません。
しかし結婚後も仕事を続ける気力がなかった私は旦那さんにお願いし家に入らせてもらうことにしました。
そしてマイホーム購入資金を貯める為に、家賃の安い今の家に住むことになりました。
過去にワンルームマンションで一人暮らしをした経験があるのですが、その時は仕事をしていて、周りの住人も生活環境が同じような人が集まっていた為、近隣住民の動向が気になるということはありませんでした。
しかし日中家に居続けることが多い今の生活になり、周りの音がこんなにも気になるのだということを知りました。そして次に引っ越した先でも同じように近隣住民に悩まされる可能性があるかもしれないという怖さを知りました。
多額のローンを組んで家を購入したのに、近隣住民に恵まれなかった時、そのダメージは大きすぎます。
そう考えると、私のような周囲の環境に一喜一憂しがちなタイプの人間は、合わない環境だったらその場から動くことができる賃貸暮らしの方がいいのでは、と思うようになってきました。
マイホーム購入が当たり前だと思っていた私の価値観が変わった瞬間でした。
住宅購入ではなく一生賃貸に住み続けるとして、新しい住まいに引っ越した時、その引っ越し先が合わなかったらまた引っ越すことになるでしょう。
そのまた先でも合わなければ引っ越すことになるでしょう。
その度に家の荷物を全てまとめて、多額の引っ越し費用をかけて荷物を運んでもらうことを考えると気が重くなります。
そこで今のうちから家の荷物を断捨離して、身軽に動ける状態にしておこうと思い至ったのです。
こんなことで悩むことなく、居心地のよい住まいを手に入れられる人がうらやましいです。もしくは「どんな場所でも住めば都」になってしまう旦那さんのようなタイプの人がうらやましいです。
だけど私はこういう人間なので、私に合わせて私の暮らし方を変えていくしかない。そこを諦められたことは、私にとってひとつの成長なのです。
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